2014年7月4日金曜日

NHKおはよう日本に出演しました(須永)


7/3(火)「特集・女性アスリート 生理とどう向き合う」

http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2014/07/0703.html

 
 
「アスリートには我慢が必要」
そう思って生理痛や月経前の不調を我慢している人はいませんか?
 
 女性には月経周期があり、女性ホルモンの分泌量が約1か月の周期で大きく変化します(下記URL参照)。女性ホルモンは、多くの組織に作用しますので、こころやからだに様々な影響をもたらします。
http://www.nittai.ac.jp/female/menstrual_cycle/index.html
 
 いつも良いコンディションで、練習や試合に臨みたいと考えるアスリートにとっては、この月経周期が厄介だと感じる人もいるかもしれません。もしかして、「生理なんか止まった方がいい」、「生理が止まるまで追い込む必要がある」なんてことを考えている人もいたりして…?
 
 しかし、ご存じのとおり“正常な月経周期を有することは、健康であることの証拠”ですし、何より赤ちゃんを産むためには必要なものです。私はすべての女性が“健康な状態”で練習に取り組み、試合に臨むことで最高のパフォーマンスを発揮することができると考えています。無月経(=病気)になるまで体を痛めつけて我慢してスポーツに取り組むことに、いったいなんの価値があるのでしょうか?
 
 月経周期に伴う運動生理反応の変化を捉え、逆にトレーニングに活かすことはできないだろうか?そんなことを考えて、日々研究に取り組んでいます。そして、少しずつではありますが、研究の成果を発表していけたらいいなと思っています。


2014年6月6日金曜日

アメリカスポーツ医学会に参加しました(岡本)。


フロリダ州のオーランドで開催された第61回アメリカスポーツ医学会に参加しました。オーランドはウォルトディズニーワールドやユニバーサルスタジオなど全米でも屈指の観光地として知られています。
 今年の私の発表タイトルは"Relationship between intima-media thickness and arterial stiffness after acute walking exercise in young and older adults"でした。この研究では、高齢者の一過性のウォーキング運動後の動脈スティフネスの低下は頸動脈内膜中膜複合体厚に関係しているという結果を発表しました。ディスカッションタイムは朝8時からでした。さすがに聴講者はまばらで、隣のポスターの演者とお互いの研究についてディスカッションしていました。ちなみに、私の隣のポスターの演者は私と同じく運動と動脈機能に関する研究を行っており、お互い論文を通して知っていたこともあり、スムーズにディスカッションが行えました。そのうち、聴講者も増え様々な分野の研究者とディスカッションすることができました。
 自身の研究発表以外では、シンポジウムや一般研究発表を中心に聴講しましたが、移動の関係もあり、実質学会会場に行くことができたのは3日間だけでした。やはり、フロリダは遠い...。帰国当日は何と朝の4時には空港にいました。
 このようにあっという間の滞在でしたが、今回の私の目的は学会参加でしたので、どのテーマパークにも行くことはありませんでした(当然ですね...)。が、旅行するには良いところだと思います。機会があればプライベートの旅行でまた来たいと思っています。
 来年はカリフォルニア州のサンディエゴで開催が予定されています。

 

2014年4月18日金曜日

新年度が始まりました(須永)


 4月3日、世田谷キャンパスにおいて入学式が挙行されました。今年は、本学に新しく保健医療学部が開設されたこともあり、例年に比べて入学式の参加者が多く、立ち見になってしまった保護者の方もいらっしゃいました。新入生のみなさんには、ぜひ充実した学生生活を送っていただきたいと思います。
 
 

 さて、運動生理学研究室の新しいメンバーを紹介したいと思います。大学院博士後期課程に、Fink Julius(フィンク ジュリウス)さんと小林亮太さん、博士前期課程に、橋本美彩さんが入学しました。また、研究員として中村亜紀さんが所属することになりました。そして、学部生(ゼミ生)は、4年生37名、3年生32名となり、スタッフ4名を合わせると本研究室の所属人数は計77名となりました。相変わらずの大所帯ですが、お互い切磋琢磨してそれぞれの研究テーマに取り組んでいきましょう!

2014年3月28日金曜日

卒業おめでとうございます(吉田)

4年生の皆さん卒業おめでとうございます。4年間はどうだったでしょうか?充実した日を過ごされた皆さんにとっては短かったかもしれません。自分の卒業式のことを思い返してみますと、今から3年前にありました。あれからもう3年もたったのかと思うと時が過ぎるのは本当に早いです。同時に東日本大震災からも3年が立ちました。

さて、わたしの方は昨年の7月から職に就きましたので、皆さんとは半年程度の付き合いでした。最初は本当に不安でしたし、皆さんも相当に不安を持ったことでしょう。そんな中、誰ひとりとして脱落することなく、卒論を仕上げ無事に卒業ができたことは本当に良かったです。

今後は、それぞれの道に進むことになります。嫌なこと、辛いことも少なくはないでしょう。そんな時は、大学時代を思い返してください。日体大で過ごした4年間に自信を持ち頑張ってもらえたらなと思います。
我々は(韓国にいます閔先生も含めて)ずっと皆さんを応援しています。

2014年3月20日木曜日

年度末になりました(中里)

かなり久しぶりの記事投稿です。もちろん私の記事を待っている人がいるはずもないとは思いながらも、なぜか後ろめたい気持ちがします。

本年度(2013年度)は数多くの師を失いました。中でも5月には運動生理学研究室の名誉教授であり日体大を40年以上にわたり支え続けた圓吉夫先生、7月には本学大学院研究科長在職中であった体育教育学の巨人高橋健夫先生、そして今月本学大学院研究科長でありスポーツ医学、運動生理学の大家であった中野昭一先生 といったそれぞれの分野で大変なご功績を残された先生方がご逝去なされました。私は3人の先生方それぞれに大変お世話になり、かつ敬愛しておりましたので、ご逝去はまさに痛恨の極みでした。しかも立て続けに訃報が続く形になりましたので、なにか取り残されたような無力感にさいなまれたのも事実です。

運動生理学研究室を長年支えてこられた圓吉夫先生、高橋一衛先生が本学を去られて私が運動生理学研究室に一人だけ残ることが決まった時、今後この歴史のある研究室を外様の私がどうやって運営していけばいいのだろうと悩みました。しかし私は大変運のいいことに日体大卒業であり大変優秀な岡本先生と須永先生という同僚に恵まれることができました。しかも須永先生は運動生理学研究室出身であり、圓先生、高橋先生の教育を受けて巣立っていった多くの修了生にとっては間違いなく歴史を“つなぐ”ための精神的な支柱になったと思います。これらの優秀な先生方を輩出したのは日体大であり圓先生、高橋先生が支えてきた運動生理ゼミであったわけでして、結局私は日体大そして圓先生、高橋先生が築き上げてきた運動生理学研究室の財産に救われたと感じています。

高橋健夫先生とは大学院関係でまだ色々と一緒に進めてみたい試みがありました。緻密な計略をはかる能力と大勢を俯瞰する能力を併せ持った高橋先生でしたので、学ぶところも多くかつ本当に頼りにしていました。僭越ながら波長もあうようなところがあり、高橋先生のお言葉を借りれば大学院研究科長と大学院幹事として「ベストパートナー」であったと思います。高橋先生がお亡くなりになられた後、私は大学院関係の仕事以外に、大学執行部から地域貢献に関わる仕事を仰せつかりました。私は元来チームで仕事を進めていくスタイルがあまり得意ではありませんし、そもそもあまりそういった経験がありません。生来のあまり他者の話を聞かない傲慢な性質も災いしたかもしれません。しかし今回の案件は大規模でありはるかに私の能力を超えていました。もうこの仕事はできませんと執行部の先生方に申し入れしようと思ったときに、励ましながら一緒に仕事をしてくれる多くの先生方がいることに気が付きました。しかも後日その中の何人かの先生方は高橋健夫先生が日体大にお誘いされた方であったことを知るに至りました。まさに亡き高橋先生に背中を押された気分でした。

中野昭一先生は運動生理学の分野における第一人者です。私が思い出されるのは2001年7月に日体大健志台キャンパスで第9回運動生理学会が開催され、その時の学会長が中野昭一先生であったことです。その折学会運営をお手伝いしながら中野先生のもとに集まってくる蒼々たる門下生に感服したことを覚えています。中野先生は大変な著名な学者であったわけですが、一方で非常に気配りが細やかで私にも幾度となく声をかけてくださいました。日体大が運動生理学の分野でより一層活躍できるようにとの配慮で運動生理学会をひらいたことは想像に難くありませんし、その後優秀な大学院生を顕彰するために中野昭一学術奨励賞を創設し大学院生の意欲向上にも貢献してくださいました。あれから15年後の第23回運動生理学会(2016年度)は再び日体大世田谷キャンパスで開催されます。やはり中野先生と親交の深かった本学清田寛教授が会頭です。運動生理学研究室は清田先生の命を受けて事務局となり、本大会の成功に向けてまさに準備を始めた矢先での訃報でした。運動生理学会開催に向けては本学大学院出身の方々が数多く助けてくださることになっており、中野先生がその発展に大きく貢献された日体大大学院の財産だと感じています。

以上のように、偉大な先生方は去ってなお数年にわたって好影響を与え続けてくれるものであると実感するような出来事を目の当たりにしています。従いまして、自分は取り残されたなどとは身勝手であり、いまだにそのお力をお借りしているということをも気づかされました。素晴らしい先人たちの薫陶を受けかつその威光に未だ助けられていることを感謝するとともに、自分自身もより一層の研鑽を積む必要性をひしひしと感じています。


おわり

2014年3月18日火曜日

ご卒業おめでとうございます(須永)


3月10日に日本体育大学の卒業式が執り行われました。少し肌寒かったものの大きな天気の崩れはなく、無事に卒業生を送り出すことができました。運動生理学研究室では、ゼミ生37名、博士後期課程の蔦木くん、博士前期課程の渡邊くん、鴻崎さんの計40名の卒業生を送り出しました。

 
運動生理学ゼミ卒業生のみなさん

 私が本学に着任し,3年生、4年生と2年間指導教員として携わったのは、実はみなさんが初めてでした。ゼミ生を送り出すというのは、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちですね。

 4月からいよいよ新生活が始まります。社会人になると学生の頃と違って、自分の思い通りにならないことも多く、壁にぶつかることもあると思います。しかし、日体大で培った知力(?)、体力そして根性を兼ね備えた皆さんであれば、きっとその壁を乗り越えることができるはずです!もしも乗り越えることが困難な壁にでくわしたときには、いつでも私たちの研究室を訪ねてくださいね。お役に立てるかどうかはわかりませんが…。これからも皆さんの活躍を願っています。
 

 

大学院修了生のみなさん
 渡邊くん、鴻崎さん、修士の学位取得おめでとうございます。修了式で学位記を受け取る姿は堂々としたものでした。二人ともこの二年間でずいぶん成長したと感じます。それを感じたのは、やはり修士論文最終発表会の時でしょうか。緊張した様子も見せずにプレゼンをし、質疑応答でもしっかり受け答えをして、実に立派でした!
 蔦木くん、博士の学位取得そして「中野昭一学術奨励賞」の受賞、おめでとうございます。この賞は、本学大学院課程博士論文の中から優れた論文に対して贈られる賞です。本研究室から受賞者が出ることをとても嬉しく思いますし、また誇らしくも感じました。もちろん中里先生のご指導の賜物とは存じますが、その厳しい(?)指導によく耐え、みごと期待に応えた成果だと思います。
 三人とも四月からは、私たちと同じように学生の教育に携わる立場となりますね。しっかりと将来を見据えて仕事や勉強に取り組み、ぜひそれぞれの夢を実現させてください!

2014年3月11日火曜日

卒業おめでとうございます(岡本)。

運動生理学ゼミのみなさん
大学院博士後期課程および前期課程修了生のみなさん
 
ご卒業おめでとうございます。
 
 本学では毎年3月10日に卒業式および大学院学位授与式が挙行されており、本年も昨日に両式典が無事終了致しました。
 卒業式および学位授与式ののことを語る前に、本日3月11日は東日本大震災から3年目を迎えます。あの未曾有の大震災は私たち日本人にとって忘れることのできない、また、決して忘れてはいけない出来事として心に刻まれています。被害に遭われた皆様には哀悼の意を表するとともに、一刻も早く被災地の復興が進みますことを願っております。私個人としても大学としても被災地復興のために出来得る限りの事を行っていきたいと思っています。
 
 
 さて、卒業されたみなさん、改めておめでとうございます。私にとって今年卒業されたみなさんは特に思い入れの強い学年でした。この学年は私が日体大に着任して始めて中心で行うことになったゼミだったいうこと、そして、私が日体大に着任して始めてクラス担任を持った学生の数名がゼミに所属していたことなどがあったからだと思います。中里先生、須永先生、閔先生、吉田先生、そして私とともに、ゼミ生の皆さんはこの2年間で本当に頼もしく成長してくれました。昨日はとても素敵でした。
 
 大学院を修了した蔦木君、鴻崎さん、渡邊君の3名も私が日体大に着任して大学院に携わるようになってから、共に勉強させていただいた心に残る大学院生でした。博士後期課程の蔦木君は本年度博士後期課程修了生では唯一、中野昭一学術奨励賞を受賞されました。おめでとうございます。また、修論発表会のブログでもコメントさせていただきましたが、博士前期課程の鴻崎さんと渡邊君も素晴らしい修士論文を書き上げてくれました。どの学系の修士論文よりも完成度が高かったのではないかと自負しております。
 
 
 
 学部を卒業、そして大学院を修了された皆さんは、4月から新しい人生がスタートします。環境の変化に慣れず、戸惑いや不安が出てくることもあるやもしれませんが、焦らずゆっくり進んでください。皆さんならきっと大丈夫です。ですが、人生に迷った時などは遠慮せず大学を訪ねてください。嬉しい報告も大歓迎です。中里先生も須永先生も吉田先生も私も皆さんの成長した姿を見ることを楽しみにしています。
 皆さんの将来に幸多からんことを願っています。