2012年6月20日水曜日

前回の書き込みから一年以上が経過してしまいました(中里)

前回の私のブログへの書き込みから一年以上が経過してしまいました。

前回の書き込みは東日本大震災の直後でした。いまだ復興は道半ばであると思いますし、本学においても復興支援の様々な活動は現在進行形です。昨年度卒業した運動生理ゼミの学生さんの中には宮城県出身の方がいました。彼は4月から地元で教員として働いていらっしゃいます。その卒業生の方が先日研究室にお顔を出してくださいました。その折、震災の爪あとは未だに残っているものの、生徒さん達と日々元気に教育活動にいそしんでいるという大変うれしいご報告をいただけました。内容はともあれ、卒業生の皆様から連絡をいただけると我々教員は大変うれしく思います。
昨年度は一切ブログの更新ができなかったことに少々責任を感じております。今回はご報告することのできなかった昨年度の運動生理学研究室での出来事について、特に学部教育に関することを紹介します。
2011年4月に岡本孝信先生と閔石基先生が運動生理学研究室のスタッフとして本学に着任されました。加えて同じ4月に本学運動生理ゼミご出身である須永美歌子先生が本学短大体育科に着任され、運動生理学研究室に対してもサポートをいただけることになりました。その結果、学部教育において以下のような改善ができました。
一つ目は本研究室の担当科目であるスポーツ生理学です。本講義は学部必修科目(すなわち日体生全員が履修する科目)であり重要な講義のひとつであると考えられますが、このスポーツ生理学を3人(岡本先生、須永先生、中里)で担当する体制ができました。加えて、本講義に関連する教科書を作成することができました。教科書作成の過程では、講義担当者全員で学習すべき単元およびその内容の精査ができたことと、学習者への補助教材が作成できたことは大変重要であったと思っています。
二つ目は3,4年生に対する運動生理学研究室のゼミ活動です。上記3教員に加えて閔先生も指導・補助にはいってもらいますので、4人の教員によるきめの細かい指導体制を整えることができたと思います。さらに、閔先生も含めてそれぞれの得意な分野でゼミでの学習内容や卒業論文の指導体制を分担することでより専門的な見地からの教育が可能になったと思います。
岡本先生、須永先生は教育と同じくらい研究活動にも大変熱心です。私も彼らを見習って教育研究活動に邁進し、歴史ある日体大運動生理学研究室の発展に微力ながら貢献できるよう精進したいと思います。それと・・・ブログも月一回弱くらいは投稿しようと思います。



2012年6月19日火曜日

日本循環器予防学会に参加しました(岡本)

平成24年6月15日および16日に開催されました第48回日本循環器予防学会に参加してきました。この学会は名前の通り、心血管疾患をはじめとする循環器病の予防を目的とした学会です。私はこの学会の会員ではありませんでしたが、関係の先生から発表の依頼があり、初めて参加させていただきました。
発表は1日目の午前のセッションでした。演題のタイトルは「高強度および低強度筋力トレーニングの組み合わせは動脈スティフネスの増加を抑制する」でした。発表の内容は、高強度(最大挙上重量の80%)の筋力トレーニングの後に、低強度(最大挙上重量の50%)の筋力トレーニングを行うことで動脈スティフネス(動脈の硬化度)の増加が抑制できるというものです。今回の発表は口頭発表のみで、発表時間は6分、質疑応答が2分とタイトな発表時間でした。時間の関係もあり、少し早口での発表となりましたが、6分強で発表を終え、幾つかの質問をいただき、無事に終了しました。座長の先生、ご聴講の皆様ありがとうございました。その後はセミナーや一般研究発表を聴講し、いろいろ勉強させていただきました。と言うものの、午後の一般発表では、所々睡魔に襲われ、格闘むなしく数分間記憶がないところもありました...(笑)。
本学会では基礎から臨床に至る様々な研究が発表され、今後の研究のヒントも幾つか与えていただきました。さらなる研究意欲をかき立てられる2日間となりました。

ACSM(学会)に参加してきました!(小林)

こんにちは.大学院博士後期課程3年の小林幸次です.5月29日から6月2日にかけて,アメリカのサンフランシスコでAmerican College of and Sports Medicine(ACSM)が開催されました.運動生理学研究室からは,私と博士後期課程1年の李さんの2人が参加し研究報告をしてきました.

5月30日に私が,6月1日に李さんがポスター発表をしました.私の発表タイトルはStrain-dependent protein metabolism and muscle hypertrophy under chronic isometric training in rat gastrocnemius muscleで,内容としては,系統種の異なるラットに対して筋力トレーニングをすると筋肥大をする系統と筋肥大をしない系統が存在し,筋肥大をしたラット系統種の骨格筋内では,通常時よりも筋肥大の指標となるタンパク質の活性が高まっていると同時に筋萎縮の指標となるタンパク質の発現が減少しており,その一方で,筋肥大のしなかったラット系統種の骨格筋のそれらには通常時と変化が見られなかったというものでした.慣れない英語で大変でしたがなんとか発表を終えることができました.また,海外研究者の方々から質問やアドバイスをしていただき今後の研究課題を見つけることもできました.
ポスター会場の横では展示会も開催されており,様々な実験機器が展示されていて面白かったです.また,プロテインバーの試食もしました!会場内には寝転がったり座り込んだりしている人がたくさんいますし,服装もスーツの人から半袖短パンの人までと自由です.日本の学会の様子とはだいぶ違いますねー.
空いた時間には李さんとサンフランシスコの町を観光することもでき,非常に有意義な時間を過ごすことができました.来年も参加できるよう今後も研究に取り組んでいきたいと思います.