日本体育大学(運動生理学研究室)名誉教授・広田公一先生が、平成26年4月19日にご逝去されました(享年91歳)。故広田先生のご遺徳を偲び、ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
私が運動生理学研究室のゼミ生として、研究室に出入りするようになった当初は、すでに広田先生は大学院の授業のみのご担当でしたので、あまり接する機会もなく、「ほうじ茶しか飲まない先生」ということしかわかりませんでした。その後、諸先輩方から、広田先生がいかに優れた研究者であるのかを知らされ、接するたびに少し緊張したのを覚えています。しかし、広田先生はとても気さくに接してくださり、色々なお話ができたことは私にとって大変有意義な時間でした。
大学院に入学し、広田先生がご担当されていた講義を受講しました。広田先生の説明は、とても明確でわかりやすいものでした。ホルモンと受容体が結合する様子を説明する際に「ガチャリンコ!」と表現されていたのが、とてもチャーミングで今でも鮮明に思い出されます。また、今では実験には欠かせないRPE(主観的運動強度)で知られるBorgさんとお知り合いだったようで、ちょっとした裏話なども聞くことができました。
日本体育大学大学院で広田先生のご指導を受け、大学教員となった卒業生は日本全国に数多くいます。私もその一人として広田先生の教えを胸に今後も学生指導に邁進していく所存です。
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
(須永美歌子)
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