2013年3月11日月曜日
卒業おめでとうございます(中里)
運動生理学ゼミ4年生のみなさま
大学院修士二年生、博士三年生のみなさま
日体大をご卒業されるみなさま
ご卒業おめでとうございます。みなさまの門出を心よりお祝い申し上げます。日体大では毎年3月10日に卒業式を執り行っており、本年度の日体大の卒業式も3月10日に行われました。翌日が東日本大震災という未曽有の大惨事が発生した日であることは、日本人にとって(あるいは世界の方々にとっても)忘れることのできない事実であると思います。東日本大震災、津波、原発において被害にあわれた(かつ現在も被害を被っている)十数万人近い皆様に対して、私としてできる限りのことをこれからも行っていきたいと思っております。
まず今年度卒業される学部4年生のみなさまにコメントします。ちょうど高橋一衛名誉教授が退職されかつ岡本先生が着任された年にみなさまは3年生であったということもあり、私がスムーズに業務を引き継ぐことが十分にできず不手際も多々あったかと思います。心よりお詫び申し上げます。ただし、ゼミのみなさんは3年生時から積極的にゼミ活動に参加してくださいました。どうしたわけか体組成としてタンパク質含量の多い人(いわゆるマッチョですが)があつまったのもこのゼミの特徴でした。なにしろとても楽しい2年間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。あわせて健康学科のみなさん、とりわけB04クラスのみなさんとは関わりの深い四年間でした。ありがとうございました。
修士2年生の吉田翔さんは岡本先生のご指導で修士号を取得されました。吉田さんは学部1年時からクラス担任として関わっていましたが、とうとう6年間もお付き合いすることになりました。岡本先生のご指導を受けたのは修士の途中からであったにも関わらず最終的には他の修士の皆さんと遜色ない(あるいは凌駕する)学位論文を作成されたと思います。
博士3年生の小林幸次さんは当時埼玉大学の教員だった野井真吾先生(現日体大)の紹介で日体大の門をたたいてくださったということもあり、きっちり指導して確実に3年間で博士号を取得してもらわなければならないという強い使命感の下に我々の研究室にお迎えしたのを覚えています。紆余曲折はあったものの、海外で学会発表もこなしかつ海外の生理学専門誌に原著論文を通してくれました。特に海外に原著論文を通すというNHKの番組で彼自身が語った夢(笑)はなんとか現実のものになりました。
私が大学院のクラス担任をしているということもあり、大学院学位取得者のほぼ全員のみなさまに少なからずお世話になったと思っています。色々とありがとうございました。今後のご活躍を期待しております。
これから先はいわゆる現実社会が待ち受けています。これまで学生であった皆さんには助言をしてくれる人が必ずいました。これからはみなさんの自己判断で物事を進めていかなければいけませんし、そのことが期待されています。ただ、それは容易ならざることであり、私自身皆さんを大海に出してしまうような不安をもちます。しかし、私はみなさんに躊躇してほしいと思っている訳ではなく、自信を持って自分の判断で前に進んでほしいと思っています。その時に重要なのは、自分が進んできた道やこれから目指す方向を立ち止まって見直すことではないかと思います。どうしても自分だけの判断では不安になった時、母校日体大にいる私たち教員あるいは同窓生が皆さんの相談相手になりうるのではないかと思います。うれしい出来事があったときでもつらいことがあったときでも、是非母校の教員あるいは同窓生に話をしてみてください。心より歓迎いたします。
皆さんが将来にわたって健康で幸せな人生を歩むことを心より祈っています。
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